ZARAGOZA その2
旅先に駅があるならば、必ず見たい私は早速ZARAGOZA DELICIAS(サラゴサ・デリシアス)駅に向かってみました。歴史ありそうな欧州の駅を想像していたのですが、実際は2003年に建てられたモダンなスタイルの駅でした。adifというのはスペインの鉄道インフラの会社ですね。駅の前には大規模な団地がありました。
地上階はかつてはバスの発着場所になっていたと思われます。見事な放置っぷり。(現在バスはDELICIAS駅が発着場所となっています)
駅に入ってみましょう。今まで行ったことのある欧州の駅とはだいぶ雰囲気が異なります。ホームと線路は地下にあるようですね。
交通の要衝でもあるZARAGOZAなので、スペインの誇るAVEが見られるはず・・と思いましたが、ホームに降りる前に検査をやっているではないか。これでは見るだけの人間はホームに降りられない。。。。おそらく2004年にマドリードで起こった列車テロ事件のせいだと思われます。
長距離線はだめでしたが、近郊路線用のホームには降りることができました。天井が高く広々とした印象の駅です。しかし列車は来ず、誰もいないホームからAVEのホームを眺めるという、不審者っぽい行動をしてしまいました。
営業速度300km/hを誇るRenfe112系だ。くちばしのような先頭は空力を考えてってことなんですが、なんかこう空気抵抗ありそうなんだよな・・近くで見たかった。
ということで、駅訪問は残念な結果となってしまいました。