2014パリ・モーターショー その他編2
最後にオマケで行われていたような、展示を。あまり期待せずに覗いてみたのですが、これがよかったのです。T型フォードやオチキスなど戦前のモノから戦後、現代に至る名車がずらりと揃っていました。
まずはコーチビルダーから出発した高級車メーカー、FACEL VEGA。残念ながらメーカーとしての活動は1954~1964年のわずか10年でした。
嬉しいことに我が国のスバル360の姿も!やはりスバルのマークは六連星ではないと。
こちらはMATRA社の530 typeA。5人の現代アーティストの手にかかったうちの一台です。アーティストはウクライナ出身のSONIA DELAUNAY。
そしてこちらは言わずと知れた、シトロエンDS。現行DSもこのくらいの独創性が欲しいものです。
トヨタ2000GT。あまり周りに人がいなかったのが少し残念。
それもそのはず、2000GTの前にはこんな車が展示されていました。ALFAROMEO CARABO。1968年に作られたものとは思えないですね。デザイナーはマルチェロ・ガンディー二、あのカウンタックやランチア・ストラトスを手掛けた方です。
こちらはMASERATI BOOMERANG 1971年の試作品で1台しかありません。驚くべきことに、動態保存されています。
デザインはジウジアーロ。
こちらはメルセデス・ベンツ C111。ロータリーやディーゼルエンジンを積んだ試作車でした。デザインはイタリア車に比べ大人しい印象です。
有名なALPINE A110の後を受けて、1971年~1985年の間に生産されたA310。
ALFAROMEO MONTREAL このデザインもマルチェロ・ガンディーニ。この迫力ですが、意外にも全幅は1,672㎜しかありません。現行のトヨタ・ヴィッツの方が幅広いんですね。
FIAT130クーペ。ピニンファリーナによるデザイン。FIATも近年の500オマージュ的デザインを止めて、このような後世に残るようなデザインの車を出してほしいものです。ちなみにこの130クーペ、130セダンとはだいぶデザインが異なります。
そしてFIAT130の後継とも言うべき、LANCIA GAMMA。そんなLANCIAも今ではクライスラー車のOEM。。。時代は変わりましたね。
シトロエンC3です。なんかピアスだらけの人みたいですね。少し工夫がほしかったなと思いました。
これは、日本のバニングを模したモノでは?246の町田あたりで見かけそうなセンスを感じました。