2014パリ・モーターショー その他編
モーターショーの会場には幾つかパビリオンがあり、それぞれにおいて各メーカーが覇を競っていました。しかしこのpavillon2.1においては、のんびりとした空気が流れていました。その訳はメーカーではなくパーツ業者などが出品していたせいもあるかと思います。
まずは、メルセデスのトラック、ラリー仕様。メルセデスのブースにあってもおかしくはないと思いましたが。。モロッコのラリー大会で優勝したようです。他のブースです。
まずは1895年からの歴史を持つ、BERLIERT。このトラックは1961年製、エンジンは直列6気筒9,500ccで29tまで引っ張れます。メーカー自体は1980年よりルノーの一部となりました。グリルに付いているマークは機関車をモチーフとしたBERLIET社のマークです。
こちらはUNIC IZOARD1962年製こちらもエンジンは直列6気筒9,500ccで26.64tまで引っ張れます。このメーカーは1905年創業、1984年にIVECOに吸収されました。丸みを帯びていて少し愛嬌のあるデザインですね。
RENAULT AHSトラック 1946年製。3.5t積みのものだそうです。モデル自体は1940年より生産されていたとのこと。
直線を多用したデザインで、修繕しやすい形となっています。農家の方なんか自分で修繕されるでしょうし。
こちらは米軍払下げとおぼしき消防用のジープ。
これは60年代の映画などに出てきそうですね。
この車は初めて見ましたが、デザインに驚きました。なんと強引な。。。RENAULT COLORALEの四駆バージョンです。1949年のモーターショーでデビューし、当初はアルジェリアに投入されたとのこと。それにしても車体全体の位置を高めたような設計には驚きです。まぁ、おそらくは予算の関係などもあったことでしょう。走行するところを見てみたいですね。
こちらは現在のパトカー。
後部座席には拘束器具付の椅子。凶暴な輩はここに閉じ込められて警察に連れていかれることでしょう。。。