ポルトガル旅行記 その7
この日はエヴォラからスペインとの国境により近い、モンサラーシュ(monsaraz)と移動しました。
まずはエヴォラの街中をもう一度散策。城壁の柱に古そうな「EVORA」の表記。1582年にキリシタン大名が送り出した天正遣欧少年使節もこの街を訪れたそうだが、彼らもこの表記を見たのだろうか。
まずは13世紀に建てられた、エヴォラ大聖堂へ。
お金を払うと屋上に出ることができます。天候に恵まれました。
大聖堂内部より。
内部は非常に豪華な造りとなっています。圧倒的な雰囲気があります。
歴史あるエヴォラの街、このローマ神殿は1世紀に建てられたものといわれています。
この公園、木が緑色でベンチが赤。国旗の色を模したのかな。
このままmonsarazに行くと早く着いてしまいそうなので、どこか行くところないかと、観光案内所に立ち寄ったところ、近くに巨石群があることがわかった。巨石群といえば、ストーンヘンジやフランスの大西洋側にあるイメージなのだが、ここポルトガルにもあったとは意外。車もあることなので、早速訪れてみることにした。
車で行けるところまで行き、後は徒歩。水持っていてよかったです。
お、見えてきました。
こちらです。石の脇に人がいますが、この方はガイドさんのようで石について熱く語っていらっしゃいました。ポルトガル語がわかれば理解が深まったのに。
続いてはこの遺跡。こちらは石が斜面にいくつも並んでいる形をとっていました。
不思議な空間です。何か模様を彫りこんだ石もありました。
こちらはまた別の場所で、大昔のお墓です。
レンガ・・?
このように道は未舗装です。ツアーもあるようですので巨石群好きの方におススメです。
巨石群を後にして東進。本日の目的地、ポルトガルの美しい村のひとつ、モンサラ―シュが見えてきました。
城内は車で入れないとのことでしたので、周りにあった駐車場に車を置き、城内へ。家々は白い壁でとてもきれいです。
警備の警察官か。美しい景色を見ながらお仕事。
城壁に上ることができます。雄大な景色が広がります。
城内の村は大きくありません。簡単に一周できてしまいます。
昔から変わらなかったんだろうなと思わせる景色です。しばし見惚れてしまいました。
城内ではありませんが、近くに村みたいのがありましたので、ちょっと見学。写真はその村から見た、モンサラーシュ。
村にあった崩れかかった教会。
天井が落ちていました。
陽が沈んでいきます。光が白い壁にあたり村の雰囲気が変わっていきます。
再び城壁に上がり、夕陽を眺めました。あまり観光客もおらず素晴らしい景色を思う存分眺められました。
日没後の村。歩く人もあまりおらず、静まり返っていました。
モンサラーシュは景色が素晴らしい(特に夕陽!)ので一泊されることをおススメします。