DIJON

かつてのブルゴーニュ公国でマスタードで有名なDIJON(ディジョン)、人口は約15万人ですが、周辺を合わせた都市圏(Le Grand Dijon)となると約25万人の人口を抱えます。公共交通機関は2004年に改名されたDIVIAという組織が運営しております。2012年にはトラムも復活しました。この街の公共交通システムは今世紀になってから大きく変わったと思われます。

www.divia.fr

トラムは現在2路線ありますが、どれも同じアルストムのCITADISを使用しています。この車両はイギリスのブレストのと同時に発注されたため、国を跨いで同じデザインとなっています。大量に発注して安くするという狙いもあったのかもしれません。

f:id:norimononado:20160705200052j:plainCITADISなので側面はパリでも見かける形になっていますが、正面はDIJON仕様となっていますね。パリのより優しい感じがします。

f:id:norimononado:20160705200057j:plainカードリーダーが新しいタイプ。

f:id:norimononado:20160705200100j:plain停留所の位置や周りに何があるか、見やすくまとめられています。

f:id:norimononado:20160705200103j:plainトラムの停留所。すっきりとしていていいですよね。

f:id:norimononado:20160705200107j:plainこれを見れば、どのくらい待つのか簡単にわかります。日曜だったので、15分間隔という長い間隔となっていました。

f:id:norimononado:20160705200110j:plain路線バスも同じカラーリングです。このようにトラム+バスが一体となってわかり易い料金体系で利用できるのが、フランスの公共交通機関のよいところだと思います。

f:id:norimononado:20160705200114j:plain今回、バスもトラムも乗車する機会はありませんでしたが、PASS1Heure(1.3€)を購入すれば60分間乗り放題です。

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