マルセイユ街歩き Notre-Dame-de-la-Garde
VIEUX PORTからも見える、マルセイユのシンボル的な存在の大聖堂に向かってみます。明らかに坂を登らなければならなそうなので、まずはバス探し。VIEUX PORTからは60番のバスで行けます。中型のバスなので座りたい場合は、HOTEL DE VILLEあたりから乗ることをおススメします。港沿いに行けばすぐにわかると思います。かなり曲がりくねった感じでのぼり、大聖堂に到着。建てられたのは1853~1864年の間なのですが、元を辿れば1214年、ピエールという名の司祭が聖母マリアに捧げるためLa Gardeと呼ばれていた丘に小さな祠みたいのを建てたのが、そもそもの始まり。1477年に少し大きくなったのですが、それでも50-60人程度しか入れないものだったそうです。そして1500年代以降に要塞としての性格も付け加えられ、大きくなっていきました。そして1851年に元々あったものを取り壊し、現在の姿の大聖堂が建てられ始めたとのことです。
内部のモザイク柄が素晴らしい。
海が近いだけあって船をモチーフとしたものもありました。
第二次世界大戦時は一時ドイツに占領されたものの、1944年に解放されました。
マルセイユが一望できます。
海側。軍事的にも重要だったのでしょうね。
徒歩で降りてみました。
歩行者用に標識が整備されていました。
途中からなんだかよく分からなくなってきましたが、トラム3号線の終点でもあるcastellaneに到着。このエリアは観光客もおらず、地元の人ばかりという雰囲気でした。レストランも多いので行ってよかったと思いました。