ESPACE AUTOMOBILE MATRA
この建物には地下もあります。
ポルシェに対抗すべく作られたBAGHEERA U8 シムカのエンジン2基を合体させたエンジンを使用したのですが、運悪くオイルショックとかちあって・・・ 失敗となってしまいました。
BAGHEERAとMURENAの貴重な並び。
MURENAの1.6Lエンジンを搭載したMS15。ルノー5alpineの対抗馬として計画されました。当時協力関係にあったプジョー205になったかもしれない車です。
モノスペースの試作品P19。サイズ的に今の日本にちょうどよいかもしれないですね。エスパスと同時期に研究されていました。
マレーシアで天然ガスを利用した車両です。
1998年の試作品P70。都市型モノスペース車を狙ったと思います。現在の軽自動車に通じるアイデアだと思います。
80年代に研究された2シータースポーツカーP43。しかし同時期にマツダが先んじて似たようなコンセプトでロードスターを販売し始めたため、この計画は破棄されました。ポルシェチックな見てくれですが、ここからどのように市販車へ変化したのか見て見たかったですね。フランス車だからきっと一筋縄ではいかなかったはず。
1995年 ESPACE CLUB P54。エスパスの客層を意識したGTカーを制作するつもりだったようです。なんとなくcitroen xsara picassoに似ていますが。。デザインはイタルデザイン、エンジンは2.2L~3Lを予定していました。
1992年 ZOOM。最大の特徴は駐車時に全長が55㎝短くなるということ。こんなに小さいのですが最高速度は120km/h!ちょっと怖いかもしれませんね。
このようにお尻が持ち上がり全長が短くなるんですね。
スバルアルシオーネを連想してしまったP29。登場したのも80年代半ばと同時期ですね、まぁスバルの方は市販車としてですが。
1998年に発展途上国向けに考えられたP76。トゥクトゥクの発展型みたいな感じです。部材を減らし安価したと思いますが、貧乏臭くなってないのはさすが。