STRASBOURG
TGV東線開通のおかげで、パリから約2時間半程度で着けるようになった、ストラスブール。以前は鉄道で4時間くらいかかったものでした。TGVはパリを出て高速線に入ると300km/hで走行します。ちなみにこの高速線で574.8km/hの世界最高速度記録を樹立しております。がしかし、見どころは他にあります。ストラスブールまで高速線が繋がっているわけではないので、途中から在来線に入るのですが、なんと左側通行から右側通行に変わります。仏独間で取り合いをしていたアルザス・ロレーヌ地方という歴史的な経緯のためですが、危ないのでは・・?
そんなことに気づきながら欧州議会もあるストラスブールに到着。フランスの大都市の駅はターミナル方式という思い込みがありましたが、こちらはそうではありませんでした。駅はTGVの開通を記念して改装され、このように古い駅舎を丸ごと覆ってしまう形となっていました。外観はこのようなモダンな雰囲気。鉄道駅とは思えません。古いものと新しいものがうまく融合した感じではないかと思います。
駅を出てうろうろしてみたら、ルフトハンザのフランクフルト直行バスが停車していました。フランクフルトまでは200km強。日本からストラスブールに行くのでしたら、パリ経由よりもフランクフルトの方がいいかもしれません。ストラスブールもドイツ文化の影響が強いところですし。
駅から15分くらい歩くと、こちら1994年開業のトラム、Homme de fer駅に到着します。ここはPlace Kléber隣接しいわば中心部ですので、ひっきりなしにトラムがやってきます。写真に写っているボンバルディア製のEurotramが有名。
こちらは今や、パリやリヨンなどフランスの数多くの都市に導入されている、アルストムのCitadis。Eurotramに比べ背が高いのが特徴。
早速トラムに乗って、Jean Jauresという停留所に到着。
そしてこのバスの折り返しを待ちます。バスの路線番号は21です。