PEUGEOT 204
戦後、RENAULT、CITROEN、SIMCAに続く第4位のメーカーであったPEUGEOTが1965年4月23日に送り出した204、11年の長きにわたり160万台超を生産しました。全長3,990㎜全幅1,560㎜全高1,400㎜のサイズでPEUGEOT初の前輪駆動車でした。また1969年~71年にかけてフランスで最も売れて車であり、まさに大衆車の名にふさわしいと思います。この69年~71年の主なライバルとしては、RENAULT4、6、CITROEN2CVやAMIなどがいました。それらに比べると目にする機会はあまりありません。カーブを使った顔のデザインや、実用車らしくすっきりまとまった後ろ姿。ワゴンタイプなども是非見てみたいですね。
当時世界最小のディーゼルエンジンを搭載したものもあり、地味だったPEUGEOTのイメージを変えるような車だったようです。