ベルリン ドイツ技術博物館 自動車館その1
昨年のベルリン訪問の際にもちろん訪れた、ドイツ技術博物館。流石の展示内容にお腹がいっぱいとなりました。航空機、鉄道、カメラ、自動車などドイツ技術が詰まった博物館でした。ベルリンを訪れる際は是非足を運んでみて下さい。
今回はその一部、自動車を集めたところです。建物が別になっていました。
まずは黎明期の車。戦中に開発され戦後を代表した車。背後に見える、犬?オオカミ?はVWの本拠地、ヴォルフスブルクに関係があるのか。リアルすぎてドキっとしました。
このVWには、ヴォルフスブルクのシンボルが付いていました。
1967年~68年のわずか1年間しか生産されなかった、FORD OSI 20M TS COUPE。イタリアのコーチビルダーOSI社によりデザインされ2,200台が生産されたそうです。現存するのは、わずか220台。こんな美しいデザインなのに勿体ない話です。
1975年製、MASERATI MERAK。デザインはあのジウジアーロ。当時、フランスのシトロエンが親会社だったということもあり、ハイドロニューマチックを搭載していました。シトロエンSMとは一種の兄弟車なのかもしれません。
1952年のSAAB92。デビューは1949年のことでした。航空機メーカーが作ったものらしく、抵抗の少なそうなデザインです。この緑色、戦闘機用の塗料が余ったからこの色になったなどと言われていますが、本当でしょうか。
この後ろ姿は、この後に続くSAAB車の特徴になったと思います。