2014パリ・モーターショー 韓国メーカー編
まずは日本でもお馴染みのHYUNDAI。乗用車部門では日本から撤退してしまいましたが、商用車(バス)は日本でも見かけることができます。さて、このヒュンダイ。韓国を代表するメーカーとして世界的にみてもシェアを伸ばしております。近年はデザイン力も上がっており、好調の一因ではと思います。
まずはH350。欧州市場に適したサイズですね、残念ながら日本メーカーにはありません(日産がルノーとOEMしているくらい)。ヒュンダイの意気込みを感じます。かつて日本車が辿ったように小型車⇒高級大型車への道を歩むようです。フラッグシップのジェネシス。サイズ的にもパリで見かけることはなさそうです。
ボンネットのエンブレムが少し安っぽいのが、残念なポイント。
これは見かける機会が多くなるでしょう。i20。新モデル欧州デビューです。CLIOあたりと勝負することになると思います。少しプジョー106風味・・・?
FF駆動のスポーツカー、ヴェロスター。開口部が非常に大きくなりました。
続いてはKIA。こちらはかつてアウディのデザイン担当者を引き抜いてからデザイン力が急伸した印象があります。
こちらはSOUL。従来のモデルの手直しかと思っていましたが、新モデルなんですね。一時期のトヨタBBみたいな路線を突っ走っています。
力を入れているようで、目立つ場所に展示してありました。
むしろこのような、家族で使える車をアピールした方がよかったのではと思います。サイズはトヨタ・イプサムと同じくらいです。
こちらはCEED。欧州では激戦の市場ですがどうなるでしょうか、楽しみです。
SUVのSORENTO。初代モデルはトヨタ・ハリアー風味でしたが、タイガーノーズというグリルを手にいてオリジナル度が増しました。
そして小型車のRIO。
韓国メーカーで個人的にイチオシなのは、このSSANGYONG。日本でもメルセデスのエンジンを載せたムッソーや、ジープにそっくりなコランドで話題になったことがあります。近年デザインが洗練されてしまったヒュンダイやKIAと異なり、ある意味ユニークなデザインの車が多いこのメーカー。どのようなモノを見せてくれるのでしょうか。
まずはコンセプトカーと思しきこの車。あまり未来的なデザインでもなく、車体下部がプラスチック丸出しの雰囲気ですが、本当に作る気あるのでしょうか。。
こちらはREXTON。結局初代と似てしまった感があります。
初代のデザインが凄かったRODIUS。2代目ですが大人しくしようとして、結局わからなくなってしまった感じがします。一体何を目論んでこのデザインにしたのか。。2013年デビューとは思えませんね。
ホイールが小さいせいか鈍重な印象があります。お値段は30,000€(140円計算で420万円)うーん、売れないでしょうね。
このKORANDOの方が売れると思います。初代・二代目とはうって変ったSUVとなりました。ちなみに前輪駆動のみのもあるとのこと。
こちらはトラックのACTYON。当地で見ることは、まぁないでしょう。