ポルトガル旅行記 その5
この日は、ナザレ(nazare)~トマール(tomar)~ファティマ(fatima)~バターリャ(batalha)~ナザレ(nazare)という形でナザレからの日帰り旅行を楽しんできました。
ちなみに今回の旅行で借り出したのはFIAT500。欧州では2回目となります。前回の反省を踏まえて、エンジンが小型なので引っ張り気味に回して運転しました。2人で旅するには問題ないサイズの車でした。
まずは徒歩でナザレの市場を訪問。
うまそうな鯛が。。。
これは鯵の開き?鯛といい、鯵の開きといい、日本人の心をくすぐるのがうまいポルトガル。
ナザレを出発し、80kmほど離れたトマールへ。この町には世界遺産のキリスト教修道院があります。といっても外観はなんだかお城のよう。それもそのはず元々は城塞として建てられたとのこと。
この塀なんかは、完全にお城だな。
ところどころ廃墟じみてる。
階段脇の球が不思議な感じをもたらしてくれます。
内部の回廊。タイルが美しい。
ここの見どころ、12世紀に建てられた円堂。圧倒的な迫力があります。
細部にわたり装飾がなされています。
外部も装飾が細かい。何世紀にもわたり増築などが続いたせいか色々な建築様式が見られるとのこと。
修道士達が住んだところはさすがに簡素な造り。
外部はかなり凝った造りになっており、少し不気味な感じすらします。
トマールを後にし、約30kmほど離れたファティマへ。ここはファティマの聖母で有名なカトリックにおける聖地的なところ。なんだかカトリック巡礼の旅になってきた。。。ちなみにオカルト的にはファティマ第三の予言でも有名。
まずはこの巨大な建物(basilica da santissima trindade)。この向こうに教会(大聖堂)があります。
ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世。
膝をつき、祈りながら向かう人もいました。敬虔な雰囲気に満ちているところなので、呑気な観光客というのは少し目立ってしまうかもしれません。
正直なところ、敬虔な雰囲気に少し疲れてしまいました。ファティマを出た後は一路ナザレに戻る予定でしたが、途中バターリャという町にて大きな教会を発見。覗いてみることにしました。
教会と思っていましたが、実は修道院で世界遺産でした。
ファティマに比べ人がいないので、じっくり見ることができました。
バターリャを出てナザレに戻ります。ホテルは海辺に取ってあるのですが、高い方のナザレに寄ってみました。
闘牛場だ。
こちらは海辺からのケーブルカーが発着するところの近く。お土産屋が並んでおります。
大西洋を眺める。
ここから見るナザレの街並み。海もきれいですし、忘れがたいものとなりました。