Neanderlthal Museum
デュッセルドルフに来たものの、さぁ何をしようと地図をぼんやり眺めていると、Neandertalの文字が飛び込んできました。ドイツ語はわかりませんが、これはひょっとしてあのネアンデルタールではないかと思い、調べてみると案の定あのネアンデルタールでした。そう、ネアンデルタール人です。
博物館があるとのことでしたので、早速訪問。入場料9€、ちょっと高いな・・
このモダンな建物が博物館です。
展示されている人形がやたらリアル。よくできています。
今にも動くのではないかと思います。
筋骨隆々ですね。俳優のシュワルツェネッガー氏などは、明らかにネアンデルタール人よりなのでは?なんて思ってしまいました。
火も使って生活していたネアンデルタール人、知能的には現代人とそん色ないと言われることもあります。
急激に増殖した人類、2000年前の人口密度。
そして現在。絶滅する動物が増える訳だ。と妙に納得。
ベンチに何気なく座っていた少女。よくみたら展示物でした。
デュッセルドルフ その2
デュッセルドルフその2です。日本食や日系スーパーで有名ですが、もちろん他のものもあります。日曜の夜だったので少し寂しい気がしますが、お店は多く、金曜や土曜は活気があることでしょう。
適当にその中の一軒に入ってみました。すると注文しないうちに挨拶代わりのビールが一杯。ミュンヘンでは1Lの巨大ジョッキでしたが、こちらではコップ。飲みやすくていいかもしれません。地域色が強いドイツ、各都市でビールの飲み方が違うのかもしれませんね。
ソーセージ。この写真だとなんだか寂しいですが、とてもおいしかった。
ブレた写真ですが・・注文の都度、給仕のおじさんがコースターにメモしてくれ、会計の際は暗算で合計を出してくれます。少し酔いの回った頭にはキツイ暗算でしたが、まあだいたい合っていたからいいだろう。
デュッセルドルフ その1
ケルンを後にして、約45㎞北上。アウトバーンに乗ればあっという間にデュセルドルフに到着です。
企業も多く、経済的にも恵まれています。またここは日系企業も多く進出しており、その影響で在住日本人も多く、インマーマン通り周辺には日本と変わらないラーメン屋やクリーニング店があることでも有名です。ちなみに全日空が成田~デュッセルドルフ間を毎日運航。
デュッセルドルフに到着し、早速1891年開業の中央駅へ。1932~36年の間に建てられた建物が現役でした。DBとならんで、仏アコーグループのIBISホテルの看板が目立ちます。
駅前の通りはどこも広く歩き易いですが、建物が新しく少し殺風景な感じもしました。
インマーマン通りのラーメン屋に並ぶ人々。ドイツ人にも人気が高いようです。近年欧州において日本そのままのラーメン屋の開業が相次いでおり、人気を博しています。
日本を思い出すような建物。市内はトラム敷設工事を行っており、数年で変貌する気がします。
お店の数も多くて活気がある感じがしました。さすが経済面で欧州を引っ張るドイツです。
相変わらずゴツイごみ箱。分別が多岐に渡っています。※パリ周辺では未だに3種類くらいの分別です。
スーパーで寿司を買ってみました。この手の寿司はあちこちのスーパーで販売されており、すっかり市民権を得ています。
経済面だけでなく、ライン・ドイツ・オペラの本拠地でもあるデュッセルドルフ、作曲家ロベルト・シューマンも住んでいました。そんな彼が身を投げたライン川に白鳥がいました。
ケルン
またまたドイツです。デュッセルドルフに行くついでに大聖堂で有名なケルンに寄ってみました。
側面から見た大聖堂。巨大です。内部は荘厳ですが派手な感じはありません。さすがプロテスタントと思いつつ見学。
大戦中に空襲を受けたケルンですが、この大聖堂は奇跡的に残っていたそうです。
修道女がいらっしゃいました。
大聖堂から正面の広場に出てみたのですが・・・広くない。カトリック系のところだと大体の場合、大きな広場があるのですが、こちらはなんだか少しごちゃごちゃした印象を受けました。ストーム・トルーパーがいます。ヘルメット合わないのかな?
隣接しているケルン中央駅。なんかこう狭苦しい感じが拭えません。期待していた街の雰囲気ではなかったのが正直なところでした。
駅構内はとてもきれいなドイツ。お店もたくさんありました。
TGV Train à Grande Vitesse
フランスを代表する列車といえば、やはりTGV。パリの各駅から様々なところへ走っており、一部の路線では最高速度320㎞/hという速さで運行しております。
登場してからかなりの月日が流れておりますが、車両の外観はあまり変わってません。2階建てがデビューしたのが1995年ですから、そろそろ新型が投入されてもよいのではと思っております。
先日発見したTGV。ライト周りだけ色がないですね。
ここらへんから流用したのか、色を付け忘れたのか・・・
驚いたのはこちら。あまりに不自然で笑いそうになりました。
パリ~ジュネーブ間を走行するLyriaからもってきたのでしょう。
カバーなので色とかは関係ない。といえばそうなのですが、300㎞/h近い速度で走行する列車なので、部品の管理とかはきちんとしてほしいものです。
RER A線、夏の工事
パリを東西に走る、RER A線。東の終点MARNE LA VALLEEは格安TGV・OUIGOの始発であり、まらディズニーランドがあります。パリ市内においては東からNATION・GARE DE LYON・CHATELET・AUBER・ETOILEと駅があり、新凱旋門のあるLA DEFENCEへと続きます。AUBER駅はオペラ座の近くにあり、地下鉄のOPERAやHAVRE-CAUMARTINに接続するほか、ギャルリー・ラファイエットにも繋がっています。オペラ地区から凱旋門に行くのにとても便利ですし、リヨン駅にも早く行くことができます。パリ市内でしたら地下鉄の切符で乗れますし、便利な路線なのです。
昨年の夏、この路線のLA DEFENCE~AUBERが工事のため運休となりました。そして今年の夏は、LA DEFENCE~NATION間が運休。移動に不便を強いられました。2年連続の大規模な工事でしたが、RATPによればもう二年続くそうです・・・
7月下旬から1ヶ月間行われます。遅延がないことを祈るばかりです。
SIMCA HORIZON
1934年創業のSIMCA、当初はフィアット社と関係が深かったこのメーカー、戦後はF1に参戦するまでになりました。その後はクライスラー傘下となり1970年代の終わりにクライスラーが経営危機を迎えると、PSA(プジョー・シトロエン)傘下となり、やがてプジョーに統合されてしまうこととなりました。このような流転のメーカーなのですが、クライスラー時代にはあのMATRAを手中にしております。
1977年デビューのSIMCA HORIZON(オリゾン)。同時代には初代ゴルフがいました。意外な事にゴルフより大きいのです。(全長+235㎜、全幅+㎜70㎜)
エンジンは1,100~1,600ccのガソリンもしくは1,900ccのディーゼルがありました。
横から見るとゴルフに似てなくもないですが、シンプルでいいと思います。
正面を見てみると、グリル中央にクライスラー、ボンネットにTALBOTとありますので、PSAグループの傘下に入ったあとのものと思われます(おそらく1980年のモデル)。
1979年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたこの車、クライスラーやPSAグループの傘下に入る度に名前が少しずつ変わり、消費者の混乱を招いたのではと思います。また当時の経済状況もあり段々と販売が減少し、1985年にフランスでの販売は終了となったのでした。